「WRS2018トンネル競技総括シンポジウム」の案内¶
おかげさまで、"World Robot Summit (WRS) 2018" における「トンネル事故災害対応・復旧チャレンジ」を無事開催することができました。
競技期間中は運営側も参加者側も競技への対応で忙しく、各チームの技術や戦略等について詳細を把握できないまま競技会が終わってしまいました。そこで、そのような内容について発表・議論するためのシンポジウムを開催することとしました。
競技会の関係者・参加者に限らず、一般からの参加も可能としていますので、興味のある方はぜひご参加ください。
注釈
参加者の方には会場への入り方などの案内をメールしています。もしメールが来ていない場合は WRS2018トンネル競技総括シンポジウム事務局: workshop@choreonoid.org までお知らせください。
概要¶
開催日:2018年11月26日(月)
時間: 午後1時〜午後5時
場所: 経済産業省別館内 産総研東京本部大会議室
主催: 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
参加費: 無料
参加方法¶
参加にあたっては事前登録が必要です。参加希望の方は
氏名
所属
メールアドレス
を明記の上、 以下のメールアドレスまでお知らせください。
WRS2018トンネル競技総括シンポジウム事務局: workshop@choreonoid.org
また、発表をご希望される方はその旨もお知らせください。できる限り発表を受け付けたいと思います。
注釈
既に調整さんにて参加の旨お知らせいただいている方については、参加登録のメールは必要ありません。
プログラム¶
13:00〜13:20 「イントロダクション」 産総研 中岡慎一郎
本シンポジウムの概要やトンネル競技の開催背景、結果等について紹介し、開会のあいさつとさせていただきます。
13:20〜13:45 「REL/UoAチームの技術紹介」 会津大学 阿部文明様,神ノ門真吾様
トンネル競技で優勝したREL/UoAチームの遠隔操作技術や競技戦略などについてご発表いただきます。
13:45〜13:10 「ODENSチームの技術紹介」 大阪電気通信大学 升谷保博先生
トンネル競技で3位に入賞したODENSチームの遠隔操作技術や競技戦略などについてご発表いただきます。
13:10〜14:35 「FUDAI-KOSEN NADOチームの技術紹介」 大阪府立大学工業高等専門学校 中谷敬子先生
トンネル競技で準決勝に進出したFUAI-KOSEN NADOチームの遠隔操作技術や競技戦略などについてご発表いただきます。(※ 遠隔からのご発表になります。)
14:35〜15:00 「TNKチームの技術紹介」 チームTNK代表 田中良道様
トンネル競技で準決勝に進出したTNKチームの遠隔操作技術や競技戦略などについてご発表いただきます。
15:00〜15:10 休憩
15:10〜15:25 「MASARU Season 2の技術紹介」 MASARU Season 2 代表 重松康祐様
トンネル競技で2位に入賞したMASARU Season 2チームの遠隔操作技術や競技戦略などについてご発表いただきます。
15:25〜15:40 「Rogikenの技術紹介」 東京工業大学ロボット技術研究会 大西祐輝様
トンネル競技で準決勝に進出したRogikenチームの遠隔操作技術や競技戦略などについてご発表いただきます。
15:40〜16:00 「物理エンジンAGX Dynamicsの活用方法」 株式会社ブイエムシー 永原明様、須佐育弥様
今回の競技で活用した物理エンジンAGX Dynamicsについて、その技術や動向、活用方法などをご発表いただきます。
16:00〜16:15 「競技運営の技術的工夫と課題」 株式会社創夢 渡邊欣一様
今回競技の技術サポートを御担当いただいた株式会社創夢から、競技運営に関する内容についてご発表いただきます。
16:15〜16:30 「トンネルタスクシミュレーションの実装」 産総研 中岡慎一郎
トンネル競技の各タスクのシミュレーションをいかに実現したかについて技術的な解説を行います。また、時間があれば産総研のヒューマノイドロボットで活用しているタスクプログラミング/遠隔操作システムについても紹介したいと思います。
16:30〜17:00 競技内容の統括と今後に向けて
競技のログの再生も交えながら競技内容・結果について振り返ります。タスクの設計や、競技ルール、タスクに対応するための技術、戦略等について、今後の発展も見据えた議論ができればと思います。また、シミュレータへの要望などもお聞き出来ればと思います。
発表内容や時間については目安であり、各発表に関しては随時質疑応答や議論を挟みながら、インタラクティブに進められればと思います。
また、競技会で使用したシミュレーション用PCを会場に用意します。発表においてご活用していただいても結構ですし、休憩時間にデモなどを試していただくこともできるかと思います。