メディアプラグイン

概要

メディアプラグイン(MediaPlugin)は、動画や音声といった各種メディアファイルをChoreonoid上で再生するためのプラグインです。メディアファイルをアイテムとして読み込み、タイムバーと同期して再生することができます。これにより、例えば実験の様子を撮影した動画とシミュレーション結果を同期させて確認するといったことが可能となります。

本プラグインにより、以下のアイテムとビューが利用可能となります。

  • メディアアイテム(MediaItem)

動画等のメディアファイルに対応するアイテムです。メインメニューの「ファイル」-「読み込み」-「メディアファイル」で読み込みます。読み込んだメディアはタイムバーの操作と同期して再生されます。

  • 音声アイテム(AudioItem)

音声ファイルに対応するアイテムです。メインメニューの「ファイル」-「読み込み」-「音声ファイル」で読み込みます。対応するファイル形式はWAV(.wav)とOgg(.ogg)です。こちらもタイムバーと同期して再生されます。

  • メディアビュー(MediaView)

メディアアイテムの動画を表示するビューです。メインメニューの「表示」-「ビューの表示」-「メディアビュー」で表示できます。メディアアイテムを読み込んだ状態でタイムバーを操作すると、対応する時刻の映像がこのビューに表示されます。

アイテムのプロパティ

メディアアイテムでは以下のプロパティが利用できます。

プロパティ

デフォルト値

意味

uri

メディアのURIです。ファイルから読み込んだ場合はそのファイルの場所を示します。

オフセット

0.0

再生時刻のオフセットです [s]。タイムバーの時刻に対して、メディアの再生タイミングを指定した時間だけずらすことができます。

音声アイテムでは以下のプロパティが利用できます。設定可能なのはoffsetのみで、他は読み込んだ音声ファイルから得られる情報の表示です。

プロパティ

デフォルト値

意味

title

音声ファイルに記録されているタイトル情報です。

length

音声データの時間長です [s]。

offset

0.0

再生時刻のオフセットです [s]。タイムバーの時刻に対して、音声の再生タイミングを指定した時間だけずらすことができます。

channels

音声データのチャンネル数です。

sampling rate

音声データのサンプリングレートです [Hz]。

copyright / artists / comment / date

音声ファイルにこれらのメタ情報が記録されている場合に表示されます。

ビルド方法

本プラグインはCMakeオプション BUILD_MEDIA_PLUGINON にすることでビルドできます。

Ubuntuでは、再生機能の実装にGStreamer等のライブラリを使用しており、必要なパッケージはChoreonoidのパッケージインストールスクリプトでインストールされます。

Windowsでは、OS標準のメディア再生機能を使用します。MPEG-4ファイルなど、ファイル形式によってはデフォルトで再生できないものがありますが、その形式に対応したコーデックパックをインストールすることで再生できるようになる場合があります。ご自身のシステムにあったものをご利用ください。

利用方法

上記の各アイテムをプロジェクトに読み込み、タイムバーで再生・シークを行うことで、動画・音声がシミュレーション結果等の他の時系列データと同期して再生されます。動画を確認する場合はメディアビューもあわせて表示しておいてください。