[choreonoid-users-ja 00233] Re: VisionSensorで得られるPointCloudのRGB明るさ
MASUTANI Yasuhiro
masutani @ osakac.ac.jp
2017年 4月 10日 (月) 17:37:25 JST
中岡様,
大阪電通大の升谷です.
返信ありがとうございます.
On Mon, 10 Apr 2017 15:18:06 +0900,
中岡 慎一郎 <s.nakaoka @ aist.go.jp> wrote:
>
> > カメラの方向によって環境の物体の明るさが変わるというのは,どのようなモ
> > デルが想定されているのでしょうか?
>
> 実はデフォルトで、常に視線の方向に向けた並行光源となる「ヘッドライト」
> なるものが使われるようになっています。これはGLVisionSimulatorアイテ
> ムの「ヘッドライト」プロパティのtrue/falseで切り替えができます。
GLVisionSimulatorのプロパティの「ヘッドライト」はtrueになっています.
点光源ではなく「平行光線」なので,床面と視線が平行になると床面が暗くな
るということですね.モデルとしてそうなるのは納得できました.カメラから
の点光源にするとか,(太陽光のような)上空からの平行光線の方が自然では
ないでしょうか.
> ヘッドライト以外の光源は、同アイテムの「追加のライト」がtrueになって
> いると、モデルに含まれる光源はビジョンシミュレーションでも使用されま
> す。ただし特にモデルに記述していなければ、通常はシーンに含まれる光源
> はありません。あるいはロボットモデルがライトを搭載していても、上方か
> ら下方に向けて照らす光源がなければ(そのようにライトを向けなければ)、
> 床の表面は暗くなってしまいます。
「追加のライト」もtrueになっています.「モデルに含まれる光源」は,どこ
にどのように記述すればいいのでしょうか?
> そこで添付のような光源のモデルファイルを記述し、「ファイル」ー「イン
> ポート」ー「VRML」で、シーンアイテムとしてWorld以下に読み込んでみて
> ください。このアイテムのチェックを入れると、まずシーンビュー上のモデ
> ル表示で床が明るくなるかと思います。
>
> そして、GLVisionSimulatorアイテムの「全てのシーンオブジェクト」を
> trueにして、シミュレーションを行なって下さい。するとこの光源が有効と
> なって、計測結果においても床が明るくなるかと思います。
ファイル→読み込み→OpenHRPモデルファイルで,添付していただいた
「DownLight.wrl」を読み込むと,床面が明るくなりました.このように別に
光源を定義するファイルが必要ということですね?
「DownLight.wrl」の導入によって,シーンビューの見え方も変化しました.
しかし,カメラのヘッドライトはシーンビューの見え方には関係ないようです.
また,シーンビューには全体を明るくするような光源も設定されているようで
す.
そういう仕様なのかもしれませんが,シーンビューとGLVisionSimulatorの見
え方が一致していないと混乱します.
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# 升谷 保博
# 大阪電気通信大学 総合情報学部 情報学科
# 575-0063 大阪府四條畷市清滝1130-70 / TEL&FAX: 072-876-5107
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