本ドキュメントでは、コレオノイドバージョン1.2を対象としたインストール方法を説明します。
Windowsについてはインストーラを配布していますので、これを用いれば簡単にコレオノイドをインストールして試すことができます。この手順については以下をご覧ください。
コレオノイドの提供するライブラリを利用したり、拡張機能をプラグインとして開発したりする場合は、ソースコードからビルドすることが必要です。また、Ubuntu Linux や MacOS X では、今のところインストーラやパッケージが提供されていませんので、いずれにしてもソースコードからビルドする必要があります。この手順については、以下のページをご覧ください。
ビルド時に選択可能なオプションモジュールについて、以下に概要をまとめてあります。
開発者としては Ubuntu Linux でのソースコードの利用が一番お勧め出来ます。ソースからのビルドに関してもさほど手間がかからず、動作も高速で、制御プログラムやプラグインの開発も快適に行えます。MacOS Xにおいても動作速度はLinuxと遜色ありません。ただし、コレオノイド側の整備がLinux版ほど進んでおらず、利用の際に多少手間がかかる部分もあります。Windowsに関しては、他のOSのようなパッケージシステムが無いため、ソースレベルでの利用の際には、依存ツール・ライブラリのインストールに手間がかかります。また、他のOSで動かす場合と比べて多少処理速度が遅い部分があります。一方で、インストーラでインストールして振り付け機能のみ利用できればよいといった場合には、一番手軽に利用できるかもしれません。